ダン・ブラウン最新作「オリジン」

映画「ダ・ヴィンチ・コード」以来愛読しているダン・ブラウンのラングドンシリーズ。
いつの間にか最新作が発売されてました。

前作「インフェルノ」は原作は良い感じでしたが、
映画は微妙でした…

まあとにかく、
宣伝文句としては今作は期待できそうな事を書いてます。
ただ、今回のテーマ的に舞台のスペイン。
特にガウディがどこまで上手く絡められるかが勝負ですね。

以前までの作品が面白かったのは、
舞台の各所にある美術・建築物とそこにある象徴。
それらを手がかりに謎を解くと共に、
敵対?する秘密結社からの逃走劇。
最後に待つ結末と、
ミステリー・サスペンス・象徴学・宗教・最新科学と、
様々な要素が良い感じに混ざり合っているのが評価のポイントでしょうか。

映画「インフェルノ」が微妙だったのは、
謎解き部分が端折られ過ぎだった事ではないかと思います。
映画初作「ダ・ヴィンチ・コード」では謎を解く際にじっくりと時間をかけ、
移動中等も解説が多々あったのが良かったのだと思います。
そう思うと、「インフェルノ」では移動が急ぎ過ぎで、
全体でも巻いていたのでしょう。
スピード感と言われればそれまでですが、
一気に駆け抜ける感じで終わってしまったような印象があります。
ぶっちゃけ、気付いたら終わってましたねw

他所での批評を軽く見ましたが、
「ダ・ヴィンチコード」「天使と悪魔」はミステリー。
「インフェルノ」はサスペンス。
これまでと比重が変わったという評価です。
その通りですね。
個人的にはミステリー系のシリーズだと思ってるので、
そりゃサスペンスに比重が傾けば評価下がりますよ。

今作がどうなっているのか、
また、映画化した際にどうなるのか、
とても楽しみにしています。

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